こんにちは、仁です。
今回は、キンコンの西野亮廣さん著「革命のファンファーレ」をご紹介します。
農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命が、
よりによって僕らの時代を直撃した。情報革命だ。
・革命のファンファーレより引用
インターネットの普及によって、今までの常識や、
お金の価値が変化した。
これからの時代、何が必要で、何が不要かを、
明確にしていく１冊です。
お金を貰って働いている我々は、お金の奴隷なのか
「自分の意思」ではなく、「お金」によって、選択肢が狭められて、
行動が抑制されている。そして、そのルールの外に出ようともしない。
これを「お金の奴隷」と呼ばずして、なんと呼ぼうか。
・革命のファンファーレより引用
インターネット上には、無料の情報やコンテンツがたくさんあります。
しかし、まだまだ私たちは、お金とは最初に支払うべきもの、という
固定観念が強く残っています。
現代のマネタイズの仕組みは、最初は無料で、
後から課金するという手法を取っているケースが多いです。
しかし、有益なもの、優れたコンテンツであれば、
最初からお金をいただくのが当然であると考えてしまいます。
それでは、より大きなリターンを得る手法をとることもできませんし、
無料のコンテンツには「価値がない」と決めつけてしまうことにもなります。
お金を重視するあまり、もっと大切なポイントに目を向けることができず、
世の中の流れとは違う行動をとってしまうのです。
数年前の常識に縛られていると、時代の変化とともに沈んでしまう
感情に支配されず、常識に支配されず、お金に支配されず、
時代の変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩だけ先回りをすることが大切だ。
・革命のファンファーレより引用
昔と今とでは、生活スタイルや働き方が大きく変わってきています。
どこにお金を使うのか、何に時間をかけているのか。
人の行動パターンが大きく変わってきている今、
今までの常識の枠の中で考えて行動してもズレが生じてしまう。
時代にあった行動をとっていかないと、
沈んでいく船に取り残されるように、終わっていきます。
今の状況を正確に捉えて、今何ができるかを考えて、
生き延びることが大切です。
行動しない人間はアホである
行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐ「勇気」のせいにする。
「勇気がないから一歩踏み出せない」と言う。これは違う。大間違いだ。
行動することに、勇気は必要ない
・革命のファンファーレより引用
行動することに必要なものは、気合いでも根性でも、自信でもない。
必要なのは「情報」です。
自分が不安に思うことに対して、明確な対処法が用意されていたら、
その不安は取り除かれます。
不安が取り除かれることによって、人は動くことができます。
一歩踏み出すためには、この不安を取り除く情報が必要です。
今はネットを使えばいくらでも情報を集めることができます。
今、行動できていな人がいるとすれば、それは勇気や自信がないわけではありません。
単に、情報収集をサボっているからです。
自分の人生の決定を、他人や環境や時代に委ねるな
お金の価値が変わり、働き方が変わり、
何もかもが猛スピードで変わっていく時代。
目の前で起こる変化に、即座に対応しなければならない。
他人に決定を委ねると出遅れる。
環境に決定を委ねると癖になる。
守るべきものが守れなくなる。
この時代を生きたいのなら、自分の人生を生きたいのなら、
決定権を持て。今、この瞬間にだ。
・革命のファンファーレより引用
この本を読み切るとき、今まで自分が、
いかに周りに影響を受けていたか気づくことができました。
思い込みや常識にとらわれていたら、
これからの時代は何も残すことができない。
時代の流れに飲まれて、気付いた時には手遅れだ。
自分の人生は自分で選択する。
常識やルールが全てではない。
その裏付けをするのは自分。
圧倒的に行動して、情報を得る。
自分の未来は、自分の手で作っていく。
